2017年こんなの書きました報告

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子供のころ、犬が苦手だった。ドラえもんでのび太が野良犬に追いかけられるシーンを見て、「犬って怖いんだ」と思い、町で犬を見るたびに全力で逃げていたら、猛然と追い掛け回されてますます犬が苦手になった。

そんな犬ならぬ「イヌ年」に追い立てられるように、まだ新年を迎える準備が全然できていない状態で迎えた僕の2018年。しかももう2日になっちまった。

新年のスタートから早くも2馬身出遅れ状態だが、ここでは2017年に書いたものをいくつかピックアップして、振り返っていく。

 

★デイリーポータルZ

2017年は(ほぼ)ライター元年の年。ぜひDPZで書かせていただきたい、ここで書かなきゃ男がすたる、と思って頑張ったのが2017年デイリーポータルZ新人賞。

その応募作品として、もはやイヤガラセレベルの膨大な作業量で書いたのがこれである。

ホワイト餃子を武器に、単独店ではおそらく日本一成功したギョーザ店「第7ギョーザ」。実は影の激ウマメニューに「焼きギョーザ」がある。それは満州時代にはじまり、そのあと第1、第2、第3…綿々と受け継がれていった…という壮大過ぎる実話を追った記事である

このギョーザ記事で幸運にも優秀賞をいただき、継続して書く機会をいただけた。

 

それで書いたものの一つが、これだ。

Pepper、白石麻衣ちゃん、Twitter、ラーメン二郎などの「今の象徴」を、あえて「真空管テレビ」という化石家電で見たらどうなるか。そうすると、ギャップによる滑稽さとともに「あの時映るはずの無かった未来が映ってる」という58年もの時を超えた感慨がジンワリと湧いた。

 

そして12月に出した「幻の日光オリンピック」の記事。

これでホントに開催されるかも知れなかった五輪予備地の謎をある程度は解明できたのではと思っている。ぜひ日光へ修学旅行に行く子はこの知識をみんなにひけらかし、面倒くさいクラスメートだと思われて欲しい。

 

★ねとらぼアンサー

タイムリーなニュース記事を扱う「ねとらぼ」。その中において普遍的に読まれる記事をめざし、異彩を放つメディアが「ねとらぼアンサー」。

その中で、「否が応でも押し寄せる「AI」に人間がどう付き合うか」を考えて書いた記事がこれ。

人間を代表してコンピュータと戦った、オセロ世界チャンピオンの村上さん。そのショッキングなほどの完敗劇までにはCOMの脅威的な進歩があり、その負けから彼は何を考えたか…を追ったインタビュー記事。COMに超えられた後のオセロ界に起こったことは、もうすぐ人間界に起こることだと思っている。

 

さらにこちら。

ウソだらけと言われていた「俺ら東京さ行ぐだ」の舞台が実は吉幾三の少年時代で、「結構ホントだった」ことを地元民の吉氏と同年代の方に洗いざらい語ってもらった。信号もガスも電話も無かったとか。

 

★ねとらぼ

いまの自分を作ってくれたのが、このねとらぼ。WEB記事を書くにあたってのイロハから教えていただき、大きな恩を感じている。

ねとらぼの大きな柱といえば「ニュース記事」で、タイムリーに響くようなものをスピーディかつ丁寧に書くことが求められる。その中で、ねとらぼ2017年の年間ツイート数ランキングで6位と7位になった記事がこちら。

今年も、1つでもベスト10に入れられることを目標に頑張りたい。

 

そしてこちらは取材記事。

24時間テレビのマラソンランナーには、「24時間マラソン追跡団」なる方たちが自転車で並走している。実は彼らによって「一般客による妨害が防げ、不正無く走っていることが証明できるなど、奇妙な共存関係が生まれている」ことを知った。

 

このほかにも色々とあるのだが、ひとまずこのあたりで。

2018年、満塁男・駒田徳広ばりのホームランを狙った末に、物凄い空振り三振を連発し、ア然とさせますのでよろしくお願いします!

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