『WEBクーポン50音かるた』を作ってみた

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そのおトクさで貧乏人を飢えから守るWEBクーポン。日ごろよりこれを使いまくる下流まっただなかの僕には、一つの夢があった。

「いつか、このWEBクーポンで50音かるたができたら、どんなに素晴らしいか」

その思いを、今日実現する。

 

【WEBクーポン50音かるた ①丸一日かけて作ったよ編】

予算の関係でダイソーに頼る

かるたの台紙は、ダイソーで108円の名刺カード。正直予算の関係なんだけど、これがまた貧乏人のためのかるたという形で良いじゃないか。

Wordの「ラベルオプション」で名刺サイズへ十等分する設定に

 

「図形」や「テキストボックス」コマンドを使って作成

 

ここでクーポンとしても実用的に使えるように、いくつかの作成ルールを決める。

・できるだけ全国チェーン店舗や有名施設のWEBクーポンを優先

・なるべく大きめに印刷する

・幅広いジャンルから選ぶ

 

WEBクーポン50音かるた、いざ製作開始。

1個ずつ地道に作っていく

 

作ったかるたは全てExcelで管理

最初はサクサクとWEBクーポンが見つかっていき、順調にExcelを埋めることができていた。しかし、あ~さ行あたりのメジャーひらがなは埋まるものの、後ろのほうのひらがなが中々埋まらない。

ラ行は最後まで悩まされた

とりわけ厳しかったのがら行。最後まで埋まらず、もうこの辺になると、全国チェーンなどは関係ない。ちょっとでも店舗数が多そうで、入れられるところなら遠慮なくかるたにしていった。正直、この作業だけで丸1日かかったのだから…。

あと、WEBクーポンが多い業種というのは確実にあった。代表的なものだとスーパー銭湯的な温泉施設、メガネ&コンタクト屋、居酒屋、博物館、ついでにラブホも。

さらに年代若めの業種は、スマホクーポンへの移行が進んでいることも見て取れた。

お助けマン的な存在だった、温泉施設とコンタクト屋

そしてホントに最後まで埋まらなかったのが、「を」と「ん」。「を」と「ん」ではじまる店名を探せという東大合格レベルの大難問が突きつけられていたのだ。だが、この最大の壁は、最終秘密兵器のWEBクーポンだらけサイト「ホットペッパーグルメ」によって、無事乗り越えることができた。

「を」と「ん」、最大の壁も何とか乗り越えた。困ったらホットペッパーグルメを使え!

 

【WEBクーポン50音かるた ②一人で遊んだらむなしかった編】

小細工なしにぜんぶ普通モードで印刷

とうとう印刷! 家の10年前に4000円位で買ったプリンターが唸りを上げ、無事トラブルなくプリントアウトすることが出来た。

こんな感じで切り取り線に従って切り出す。

台紙はダイソー108円の安物なので、少々破れやすく、慎重に切っていったら・・・

丸一日かけてとうとう出来た

とうとう完成!

アパートの一室、二人一役でかるた遊びをする明日なき状況

一人で読み札を読み上げ、その札を取る。みんなの姿が涙で見えなくなるような、救いようのない一人遊びを少々堪能するも、我に返り、やめた。

 

【WEBクーポン50音かるた ③札を紹介しよう編】

実は1000円とそこそこの入場料を取る博物館。100円安くなるのはありがたい

 

あの札幌ラーメン横丁の、たぶんほぼ全店で使えるはずの券。リアルに嬉しい

 

中古車が「2万円」という単位で安くなるのは凄い。こんなWEBクーポンもあるのね

 

読み札で韻を踏んでいき、みんなの神経を逆なでしていくスタンス

 

栃木のソウルフード、ステーキ宮の強烈なサイズアップクーポン。なんと肉が1.5倍!

 

お悩みの車検料をマッハ(その場)で安くしてくれるぞ

 

イビツな魅力が旅人を捉えて離さない京都タワーの展望台も70円オフ

 

ラブホテルクーポン、実はかなりの割引率。おもわず読み札にもスケベな笑いが漏れる

 

西伊豆・堂ヶ島で若大将ブラザーたちの来客を待つ、加山雄三ミュージアムも10%オフ

 

【WEBクーポン50音かるた ④実際に使えるか試してみた編】

そしてこれを持って、ホントに使えるのかやってみた。

東京都内の家系ラーメンチェーンで最もポピュラーな店

家系ラーメンブーム時、東京近郊で大きく店舗数を増やした「壱角家」を、運命のお店に選んだ。

場違い感漂う、緊張の入店前

名刺サイズに合わせているので、ちょっと印刷が小さくなっているのと、札の右上「い」という文字が、店員さんを怪訝にさせそうで、出すこちらとしても緊張するポイント。だが、勇気を出してこれを見せて、ラーメンを食べてくる!

その結果・・・

「のり増し」に成功、そしてこの撮影ができた事が妙に嬉しかった

無事トッピング1品無料で「のり増し」をすることに成功!店員さんは、ほんの一瞬「うん?」というような感じだったけど、割とスムーズにトッピング無料を通すことができた。

僕は、サービスごはんをおかわりしつつ、勝ち得た海苔を麺と一緒に貪るように食べて、丸一日浪費しまくった時間をダシに味わう、勝利の味に酔いしれた・・・

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